「MikuMikuVoice」で楽器の音を変換してみた

出たての神ツール「MikuMikuVoice」で遊んでみた。

ボーカルのデータって準備に手間がかかるので、できれば楽器だけで何とかしたい。
レコーディングする場所もないし。というわけで実験。
想定する使い方じゃなさそうなのであくまで参考程度で。

VSTi音源でWAVを出力して、それを「MikuMikuVoice」でピッチ抽出してVSQに変換。
VSQでオクターブとPITを修正。VSQは拍が連動しないのでWAVEを出力して強引にミックス。
それなりに使えてしまうことが判明。(ドラム以外)


音節の指定には根気が必要だけど、丁寧にやればやっただけの品質が見込めそう。
人によっては耳コピするより速く入力できるかも。

あと、楽器の選択でかなり結果が左右されそうな印象を受けた。
全くの私見では、アタックがはっきりしていて倍音が少ない音色が向いている感じ。
(あるいは、倍音があっても時系列で倍音構成の変化が少ない音色・・・とか)

個人的に、このアプローチは「すっぴん調教」と相性がよいのでは?と考えている。
たとえば「すっぴん調教」に表情をプラスアルファしたい、というシーン。
反対に、「すっぴん調教」のベースとして利用してしまうのもありかと。

将来的には、ライン録りの楽器から演奏ニュアンスを送り込むとかできれば魅力的。
それ何てギターシンセ?とか思ってみたり。