TASCAM US-428で初音ミクの声質をリアルタイム設定(途中版)
ひょんなことから型落ちTASCAM US-428をゲットできたので設定メモ。
Kシリーズで初音ミクの声質をリアルタイム設定できるようになり、
フィジカルコントローラー(コントロールサーフィス)の便利さを思い知ったので丁度よい。
早速つなげるか、と。まずはドライバ探し。
2000年ごろ発売モデルなので日本のTASCAMには情報がない。
次にUSのUS-428製品ページへ。あっさり発見、Vista対応までされてる!
次に困ったのがコントロールチェンジのカスタマイズ。
メジャーなDAW向けの設定セットしか用意されてない。大きな誤算。
Kシリーズみたいに個別エディットできるのが当たり前だと思っていたので焦る。
(最悪オーディオミキサーとして使えるけど勿体ない)
対応してるDAWを使うしかないのか、とやや諦め気味に調べてみると、
Midi Translatorなんてものがあるらしい。US-428でも動作するみたい。
(ちなみにこの情報、Resources>Documents>Notes on Keystroke Emulation に無保証扱いで載っていた)
これは、MIDI Yoke等の仮想MIDIポート間を転送するときにMIDIメッセージ諸々を変換するようだ。
お、動いた。まずは声質とMono/Polyモードの切替まで。
設定内容としては、
- Midi Translatorで[MIDI IN]に[US-428 Controller]
- Midi Translatorで[MIDI OUT]に[OUT To MIDI Yoke: 1]
- VSTiのホストアプリで[MIDI IN]に[IN From MIDI Yoke: 1](上記と同じポート)
- リアルタイムVOCALOID2 VSTiに[IN From MIDI Yoke: 1]
Classic版は購入なら29ユーロ。個人利用ならPostcardwareも可。
MIDI Thruwayというのでも似たことができそうな雰囲気?だが保留。